街角アンソロジー

いろんな街の風景

洋梨のチーズケーキ

猫実珈琲店に行ってきました。

今日は、洋梨のチーズケーキでした。

来年の干支、虎の土鈴も販売されていました。

ひとつひとつ手作りで、可愛らしいものでした。

展示されている本も、楽しいものばかりです。

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自分って、なんだろうと考えるときがあります。

良いこと、嫌なことがあったけど

それを素直にうけとめていいのかな。

「苦労は買ってでもしろ」という言葉があるくらい

苦労というのは魂を磨くために必要だと。

楽しいことを考えるのも大事。

楽しいことは、怠けているのではなく、

生きるための原動力。

一日、一日を楽しく、柔軟に

まわりの人に親切に生きる、ということかな。

 

 

 

深まる秋

陽射しは強く、あたたかいのかなと思うと

吹きつける風はとても冷たく

秋は深まっているようです。

 

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冬物の準備をしながら、

夏物を片付けて、

マフラーやストールの用意をしていたら

あっという間にダウンコートが必要になってきました。

秋口に着ようと思っていた

軽めのショートジャケットは

あまり着ないかもしれません。

季節の変わり方は変わってきましたね。

 

 

 

 

戦地の図書館

「戦地の図書館」

モリー・グプティル・マニング作

松尾恭子訳

東京創元社より

 

第二次世界大戦のときに

アメリカは戦場に本を送りました。

戦場図書運動とよばれるものです。

ナチス焚書に対抗して、

戦地へ本を送ろうというキャンペーンが行われました。

 

戦場で本?

重くないの?

役にたつの?

様々な疑問を乗り越えていく本でした。

たくさんのエピソードから

兵士たちがどれほど読書を大切にしていたかを知らされます。

何よりも、戦場から帰ってきた兵士たちが

向学心にあふれ、

優秀な成績で大学を卒業していったという事実。

本の力をあらためて考えさせられる本でした。

 

現代社会でも、コンクリートジャングルの中での戦いの中で

本は士気を高め、心を癒し、困難を乗り越える勇気を

あたえてくれるのだろうと思います。

 

 

本文 訳者あとがきP256ページより

「余談ながら、日本も兵士用の本を製作しており、

それには江戸川乱歩などが含まれていた」そうです。

 

 

 

 

 

 

 

蜻蛉日記

蜻蛉日記

 

NHKラジオ第2 「古典講読」にて

蜻蛉日記」が放送されていました。

島内景二先生のお話です。

 

蜻蛉日記は、作者が、夫、藤原兼家との

満たされない結婚生活を綴ったものと言われています。

ただ、日記中には兼家の歌もたくさんあり、

兼家のサポートがあって書かれたものではないか、

との意見もあるそうです。

 

藤原兼家には、作者との結婚の前に

時姫という女性がおり、

作者と結婚した後も、複数の女性があり

なかなか思うようにいかない結婚生活だったようです。

藤原兼家と時姫との息子が

かの有名な藤原道長です。

この父にしてこの息子ありというべきか

兼家も、豪胆な気質の人だったようです。

蜻蛉日記はその後、

姪が記した「更科日記」など

たくさんの文学作品に影響を与えています。

蜻蛉日記が兼家のサポートがあったのであれば

自分の女性関係や素行をグチグチ言っている文章を

よく世の中にだしたなあ、それも笑いとばすような

豪傑だったのかなあ、と思いました。

サポートがなかったのであれば、

兼家の歌を入れているのは、

やはり兼家への愛情があったからではないでしょうか。

 

作者は、自分の立場があまりにも儚く、それを

蜻蛉に重ねています。

死にたいとも結構言います。

けれど、言動はなかなか、負けん気が強いです。

 

 

作者は、本朝三大美女といわれるほどの美貌を持ち

歌の才能に恵まれて、

時の権力者の妻となっています。

蜻蛉どころか

大輪の花のような人に思えます。

どれほど多くの人が作者に憧れ

嫉妬したことでしょう。

感性の豊かであればこそ、嫉妬を敏感に感じ、

いえいえ、私は不幸なのです。。。

という心理が働いたのでしょうか。

 

作者の人間性を探るうえで、

「文学的才能がある」というところがポイントかな、と思います。

文才のある人は

物事を斜めにかまえる傾向があるし

厭世主義で、頭が良くて

やたら権力に盾をつきたがる人が多いと思います。

兼家という権力に対して

女同士の嫉妬も絡み、反発するところがあったのでしょうか。

 

蜻蛉日記の視点を変えれば

時姫も、町小路の女も、近江も、

兼家と関係のあった女性は

文章に残っていないだけで、

作者と同じように嫉妬に苦しんでいたと思います。

 

作者はプライドが高いと思われますが

お付きの者が話している観光地に行ってみたいとか

都では食べることのない、

地元民だけが食べるような

野草を食べて美味しいと言ったり

気さくなところもあります。

夫婦関係が二十年も続くのですから

兼家も、作者の美貌と才能だけに

魅かれたわけではないのかも。

 

島内景二先生の現代語訳も、

楽しくわかりやすいので、

大変楽しく拝聴していました。

 

現在は、「紫式部日記」です。

これも、藤原道長紫式部の交流にドキドキです。

 

 

 

プルーンのチーズケーキ

猫実珈琲店に行ってきました。

今日は、プルーンのチーズケーキでした。

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猫実珈琲店では、現在、

第9回MOE創作絵本グランプリ受賞作

「ポッポポーン展」2021年9月5日(日)~10月2日(土)

(たまむらさちこ先生)が開催されています。

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このトウモロコシからポップコーンを作って

「ポッポポーン展」にて販売されていました。

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今日は雨だからでしょうか。

ほんの少しの間だけ、

この素敵な空間をひとり占めしちゃいました。

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身の回りにある

何気なく咲いている花も

ここでは主役です。

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パインのチーズケーキ

体調の良い日、

猫実珈琲店に行ってきました。

パイナップル入りのチーズケーキと珈琲をいただきました。

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こんなところに猫ちゃんも。

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ランプもいい感じです。

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ランプと本棚。

令和の時代では、非日常ですね。

ほんの数十分、日常から離れる時間ですが

お店から出ると、

いつもの時間に感謝している自分がいます。

 

カフェインレス

漢方を飲んでいます。

漢方を飲んでいるときに、カフェインを摂ると、

効果が減ってしまうのだそうです。

薬局から、コーヒーは控えるようにとのこと。

特に、趣味という趣味はなく

カフェで珈琲を飲むのが気晴らしでした。

その珈琲が飲めなくなってしまう。。。

気持ちが落ち込みそうなとき、

タリーズのカフェインレス珈琲を知りました。

少々、お時間をいただきますが

ふつうの珈琲と遜色のない風味で、

美味しくいただきました。

これからも安心して珈琲が飲めます。

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